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関東にはあまり足を運んだ事がないのだが、群馬県、栃木県あたりにはものすごく温泉が多い。温泉好きとしては、はずせない地域だ。 鹿の湯は九尾の狐の伝説にも登場する殺生石の近くにある。有毒ガスが発生してる位だから、地下には温泉源がコンコンと沸いてるんだろう。鹿の湯は湯量も豊富、湯質も抜群のうえに、青白いお湯の色と、ひなびた雰囲気満点の木造りの湯船が嬉しい。 |
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掛け湯の他に、浴場は上下の二つあり、常連さんは上のお湯を好む。上の浴槽の方が温度が高く、41、42、44、46度と四つに区切られている。通の入り方は熱いお湯に入ってから浴槽の縁で休んで、また入る。みんな真っ赤かになっている。遠くからわざわざ来る人もいて、二時間ほど出たり入ったりを繰り返す人が多い。下の浴槽はぬるめで、私なんかはこっちのほうが入りやすい。がんばって上の熱いお湯に浸かってると、3分ほどで体が痺れてくる(笑)
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ここ那須周辺には他にも那須温泉、高雄温泉、北温泉など目白押し。ただ他の温泉はどちらかといえば観光用な感じもしないではないが、鹿の湯は昔造りの共同浴場特有の雰囲気があって、一押し。まあ時間帯によっては、ここにも観光客は押しかけるらしいけどね。お湯は最高です。
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